ぽんのおすすめ映画(・ω・)

素人目線でおすすめ映画たまにお笑いネタを紹介していきます!

共感度0%のろくでなし男女に共感できるか観に行ってみた。『彼女がその名を知らない鳥たち』

どーも、ぽんです(・ω・)

 

人気実力派俳優陣が“共感度0%”のろくでなしの役作りに挑んだという

イヤミス映画!

 

僕のオススメ映画館、渋谷シネパレスで観てきました^^

www.osusumeeigapon.com

どこかこの映画館にぴったりの作品だった気がするなぁ

 

【目次】

 

彼女がその名を知らない鳥たち

f:id:ponsugi8x4:20171115132418j:plain

【切ない・悲しい・うるっと】

【満足度:95%】

 

1.【どんな映画?】

ユリゴコロなどで人気の沼田まほかるさんの小説を

『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』白石和彌監督が映画化。

 

沼田まほかるさんといえばイヤミスの名手!

 

イヤミスとはざっくり言うと、

後味最悪ミステリーのことです

 

当時話題だった清水富美加さんが主演の

『暗黒少女』イヤミスをウリにしてましたね

www.osusumeeigapon.com

『暗黒少女』もなかなかのイヤミスだったな、

中だるみ感がものすごかったけど。

 

彼女がその名を知らない鳥たち』は、

クズたちを通して「究極の愛とは何か」を目撃できるような作品となっています!

 

共感度0%のクズたちを演じるのは、

蒼井優さん、阿部サダヲさん、松阪桃李さん、竹野内豊さんと

実力派俳優陣です。

 

2.【あらすじ】

15歳年上の佐野陣治(阿部サダヲ)と共に生活している北原十和子(蒼井優)は、下品で地位も金もない佐野をさげすみながらも、彼の稼ぎに依存し自堕落に過ごしていた。

ある日、彼女は8年前に別れ、いまだに思いを断ち切れない黒崎に似た妻子持ちの男と出会い、彼との情事に溺れていく。

そんな折、北原は刑事から黒崎の失踪を知らされ、佐野がその件に関係しているのではないかと不安を抱き……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

 

3.【予告ムービー】

www.youtube.com

 

正直予告観たときと実際映画館で観たときのイメージが全く違いました。

 

4.【見どころ】

共感度ゼロなのにうるっとくる、ナンダコレハ!

よく邦画と洋画どっち好き?

と聞かれることがあるのですが、

リアルを感じる邦画の方が比較的好きです。

 

リアルを感じる背景には僕が日本人だからということもあるでしょうが。笑

 

ただ、僕が思う邦画のリアルさって

良くも悪くも日常的な地味さを感じたり

登場人物に感情移入できたり

どれだけ自分と映画が近くにあるかを感じさせてくれて

映画の中にスッと入れるポイントだと思うんですよ。

 

よく感動系の映画ってCMとかでも、

 

「登場人物に共感できて涙が止まらなかったです!」

「〇〇への想いに感動しました!」

 

といったように

登場人物の感情・想いに共感して感動が生まれると思うんです。

 

でも『彼女がその名を知らない鳥たち』は

“共感度ゼロ”をうたっておきながらも

リアルさを感じさせて、

なおかついつのまにかうるっとさせてきて

  

ナンダコレハ!!

 

と、心地よい衝撃を受けました。

 

 

意外と重すぎず、

内容の割にはドロドロしてるなぁという印象も全くなかったなぁ。

 

原作読んでなかったこともあり、

後半では気持ちよく裏切られた感じがあって

僕の中ではそこまでのイヤミスではなくスッキリとした終わりでした。

 

俳優陣の演技に吸い込まれる

汚らしく、地位もないお金もない男、陣治(じんじ)を足蹴にしながらも

陣治が働いて稼いだお金を使って生活し、

男に依存しないと生きていけない

どこか危なっかしいダメ女、十和子(とわこ)の役を蒼井優さん。


愛する十和子の為ならなんでもやる、

愛情が深すぎるあまりどこか狂気じみている

不潔な男、陣治の役を阿部サダヲさん。

 

薄っぺらい言葉であらゆる女を口説き、

妻子を持ちながらも十和子と不倫関係を結ぶ

イケメン薄っぺら男、水島の役を松阪桃李さん。

 

十和子が陣治と暮らしながらも思い続ける元彼で

自分が生きる為なら自分の女をも売ってしまう

最低な男、黒崎の役に竹野内豊さん。

 

役者たちの今まで見なかった顔、演技が見れたという新鮮味の中で

吸い込まれるような演技を見せてくれます。

 

初っ端の蒼井優さんの演技からこの映画の世界観を完全に作り上げているなと感じました。

 

 

あと最近の松阪桃李さんの演技の幅がすごいなと、個人的には。

 

ドラマですが『ゆとりですがなにか』で童貞教師役の松阪桃李さんの演技が

大好きで、その時から松阪桃李さんすげーなと思ってたのですが、

彼女がその名を知らない鳥たち』では雰囲気、顔、演技全て別物で、

見たことない松阪桃李を楽しむことができます!

 

注目のベッドシーンの時のセリフはちょっと気持ち悪いです。笑

 

 

5.【まとめ】

共感度0%の作品、

確かに共感は一切できませんでしたし

共感できる隙間がなかったです。笑

 

原作も読んでなかったし

予備知識ほぼなしで行ったのですが

良くも悪くも、

想像と違う作品になっているかと思います。

僕の中では良い方向に転んだので 

気持ちよく裏切ってくれる満足度の高い作品!

 

あと僕の中ではみんなゲスというよりは、

 

蒼井優→ヤバい子

阿部サダヲ→ろくでなしのいいやつ

松阪桃李→このタイプのクズは結構いるんじゃないか

竹野内豊→クズ

 

といった感じです。

ただ、俳優陣の演技は光ってます!

 

みなさんがこの作品を観てどう感じたか

知りたくなるような

賛否両論が激しい作品だと思います。

 

あと、再認識したこととして、

ヒミズ』や『苦役列車』、『CUT』、『スワロウテイル』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』、、、。

僕は「登場人物がクズ」の映画が好きなんだなと。笑

 

今作も大好きな部類。

原作も読んでみようかと思います!

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)

 

 

 

ぜひ観にいってみてください^^

 

あゝ、荒野観に行き損ねた…